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城戸久枝のブログ 車到山前必有路(進めば必ず道開く)

ノンフィクションライター 城戸久枝のブログです。
連絡先 saitasae@hotmail.com
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城戸久枝 児童書『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』(新潮文庫)発売中。愛媛県松山市生まれ伊予市育ち。文筆業。
映画弁当の日ナビゲーター&書籍担当。https://bento-day.com/美術にはまる9才男児の母。
7歳女児、吸い込まれ死亡のニュースで思い出したこと
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    流れるプールの排水溝に7歳の女児が吸い込まれて亡くなったニュースがここ数日トップニュースで伝えられている。
    このニュースを見るたびに、元同級生のことを思い出す。

    私が小5のころの八月初め、近所のプールで同級生が亡くなった。幼稚園から小4まで同じクラスだった彼もまた、プールの底にある排水溝に足を引きこまれ、水死してしまった。
    そのニュースを私はおばあちゃんの家で新聞を見て知ったため、彼の葬儀には参列できなかったけれど、話しによるとまだ赤ちゃんだった妹が「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と兄を起こそうとしていたらしい。それが参列者の涙を誘ったという。

    確かあのときもプールの排水溝のふたが開いていたと思う。それ以来、そのプールはしばらく営業を取りやめ、数年後に大幅に改装してリニューアルオープンした。もう二十年ほど前の話である。テレビでは二、三年前にそういう事故があったと伝えているけれど、二十年前にすでに似たような事故は起こっていたのだ。原因は排水溝のふたがはずれたという単純なことなのに、今の時代になっても再び同じような事故が起こってしまうということが信じられない。事故が起こった当初は全国どこのプールでも一斉点検するのだろうけれど、時間が経つと忘れてしまうのだろう。だから排水溝を針金で留めるなんてことをやってしまうのだと思う。

    同級生が亡くなったあのプールも再オープンして十数年経った。排水溝のふたはきちんと閉まっているのだろうか。まさか今回の事故を受けてあわてて補強、なんてことはないだろうな。
    | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
    誤認逮捕って。
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      十年ほど前、ちょうど2丁目劇場を見に、大阪に通っていたときのこと。
      その日は芸人がいつも溜まっているという居酒屋で飲んで、そのままカラオケでオールナイト。朝の船で一人暮らししていた徳島に帰る予定だったが、まだ時間があったので、お笑いつながりの友人二人と喫茶店でお茶していた。

      派手なほかの二人に負けまいと、少しがんばって黒いパンツスーツで真っ赤な口紅をしていた私に店員の若いお兄ちゃんが一言、
      「ボク今中国語習っているんですよ」
      あの、私、日本語話していたんですけれど。
      伊予弁訛りの日本語が彼には片言に聞こえたのか、
      はたまた私の格好があまりにも大阪で浮いていたのか知らないが、
      突然のことに、私達3人しばし唖然。

      「すみません、私ふつーに日本人なんですよ」
      何だかこちらが申し訳ない気がして、遠慮がちに伝えると、
      「あ、すみませんでした」と真っ赤な顔をして去っていった。
      こういうときは、気をきかせて、中国人のふりをしてあげた方がよかったのかな。

      というはるか昔のできごとを思い出したのが、次の記事。
      確かに日本人っぽくない人っているけれど、逮捕って。

      そういや、私の周りには、日本人に見えない日本人が結構多いな。


      誤認逮捕:旅券不携帯で逮捕の女性、実は日本人 埼玉
       埼玉県警川口署は27日、入管法違反容疑(旅券不携帯)で逮捕した女性(28)が実は同県川口市在住の日本人だったと分かり、釈放したと発表した。女性が言葉を発せず、容姿などから外国人と判断したという。

       同署によると、25日午後7時40分ごろ、川口市内の路上を歩いていた女性にパトロール中の署員3人が職務質問。署員は女性の容姿が東南アジア出身者に似ており、名前や国籍を尋ねたところ、小さな声で「日本人です」と言ったきり何も話さなくなったため、署に任意同行した。女性は署でも日本語の質問に対し無言を通したため、同署は「外国人」と判断。パスポートの不所持を確かめて同容疑で逮捕した。

       女性は逮捕後に家族の名前を紙に書き、母親に確認すると娘と分かって誤認逮捕が判明した。母親は「娘は知らない人とは話をしない性格」と話していたという。

       金川智署長は「女性には大変迷惑をかけた。今後指導を徹底し、再発防止に努める」としている。【村上尊一】

      毎日新聞 2006年2月28日 0時38分 (最終更新時間 2月28日 0時53分)

      | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 01:59 | comments(4) | trackbacks(0) |
      なんでやねん。(また合併話)
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        なんでやねんって思った名前をもう一つ思い出した。
        高知にはもうすぐ四万十市と四万十町ができるという。隣同士で、広さは地図で見てみると、四万十町の方が大きいようだ。最後の清流、四万十川にあやかっての命名だろうけど、まったく、ほんとにまぎらわしいなあ。どうせなら全部まとめて大四万十市にすりゃいいのに。

        高知県内合併の枠組み
        http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm
        そういう私はなんで関西弁やねん。
        | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 15:40 | comments(7) | trackbacks(0) |
        南セントレアって。やっぱりね。
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          南セントレアってなんやねんって思っていたら、

          「南セントレア」見直しへ 新市名に抗議殺到で
           17日開港の中部国際空港の愛称にちなんで、合併後の新市名を「南セントレア市」とすることを決めた愛知県の美浜、南知多両町の合併協議会は9日、抗議が全国から殺到していることを受け、新市名を再協議することを決めた。合併協委員の中では、見直しを求める意見が多い。
           セントレアは英語の「セントラル」(中部)と「エア」(空)を合わせた造語。来年3月20日に予定されている合併で誕生する新市は、同空港がある常滑市の南に隣接する。
           この日午前の協議会では、両町役場に電子メールや電話で「造語は新市名になじまない」「文化や歴史を無視している」といった抗議が500件以上も寄せられ「斬新なイメージ」などの賛成意見はごく少数にとどまったことが報告された。
          (共同通信)


          変な名前が誕生してるけれど、これじゃ日本だと思わないもんね。
          賢明な選択です。でもなー。南セントレアを採択しようとしたんだから、
          次もどんな名前を選ぶのだろうって気になったりもする。

          かくいう私は愛媛県の伊予市出身。伊予国というたいそうな名前をつけた割には、
          人口は3万人を行ったり来たり(合併前)。これだってその昔、1町2村が合併してできた市なんです。高知の土佐、徳島の阿波、香川には「さぬき」があるけれど、どれもぱっとさえない町ばかり。
          でも、さえない町だからこそ、たいそうな名前をつけたがるのかもしれないな。
          | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 13:57 | comments(2) | trackbacks(2) |
          ブルーマンデーだって
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            こんなニュースがあった。
            月曜日の自殺率が高いという。
            脳卒中になる率も高いという。
            恐怖の月曜日。
            カーペンターズの歌にこんなのあったっけ。
            rainy days and Monday always get me down

            まだ会社員なので、私も日曜日の夜からブルーが入る。
            あと何時間起きたら、出社しなきゃならないな。
            ああ、あの仕事、明日段取りしなきゃ。あ、あの人に連絡取らなきゃ。
            布団の中で一通り仕事の段取りを考えていたら、もう真夜中。
            翌朝は超寝不足状態での出社。
            胃がきりきり痛むし、胸焼けはするし。
            気合入れるためにカロリーメイトフルーツ味を食べてみるけれど、
            気分は一向に晴れず……。
            どーにかしてくれよ。と思う。

            フリーになったら、この悲惨な月曜日から開放されるのか。
            いや、待てよ。もしかして、毎日が月曜日になるのじゃないか。
            週末だって関係ないし、休みという概念がなくなる。
            土日休みます、なんて悠長なこと言ってられないし。

            ああ、そんなこと考えてたら、また胃が痛くなってきた。
            そういや明後日は月曜日。その一週間後も月曜日。

            よし、月曜日には市場へ出かけようか。糸と麻買って……って違うか。
            | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 01:20 | comments(3) | trackbacks(0) |
            政府は本当に拉致問題を解決しようと考えているのか。
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              昼から料理の撮影に付き添っていた。
              このコーナーを担当してそろそろ2年になる。
              結局1品も作ったことはないまま、終わりを迎えそうな気配。
              区切りを迎えるのはどうやら私だけではないようで、
              調理学校の担当先生一人の苗字が変わり、
              もう一人の先生は春で辞めるという。
              春は別れの季節である。でもその前に冬を越さないといけない。
              真冬の原付通勤はつらい。
              それでも出費を抑えるためには原付から離れられない。

              ジェンキンス氏の刑が決まり、
              どうやら家族は無事一緒に暮らせるようである。
              このシナリオは、ずいぶん前からアメリカが用意していたものなのだろう。
              これで拉致はお開き、後は北朝鮮に対しては核問題に専念したいというアメリカの魂胆が見え見えである。

              次回の日朝間の会議はピョンヤンで行うという。
              向こうの土壌で会議を行って、何を得るというのか。

              うちのごく近所にも特定失踪者の女性がいる。
              母親同士がママさんバレーで知り合いだった。
              失踪当時は地元でもニュースになったが、
              いつの間にか話題から消えていた。
              拉致の可能性が浮上して、
              再び注目を集めている。
              今は拉致被害者家族の方々がよく講演などにも来ている。
              ただ、今のままではまた「いつの間にか…」になる可能性が高い。

              パレスチナのアラファト議長が死んだら、
              アメリカの目はパレスチナ情勢にむくだろう。
              疎外感(もうとっくにそうなんだけど)を感じた金正日は
              また自分たちに注目させようと、ミサイルを撃ち込んでくるかもしれない。
              そうしたら、今度は北朝鮮がイラク化する。
              拉致された日本人たちはもちろん、その犠牲になる可能性だって高い。
              それどころか、日本だってその渦中に入る。

              誰の利益を考えるのか。
              誰を守るのか。
              結局私たちは自分自身で自分を守らなければならない。
              無力な一個人が、無力なままで自分を守る。
              そんな覚悟がこれからの時代には必要なのかもしれない。
              | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
              神様仏様ブッシュ様
              0
                青年の死亡が確認され、一夜明けた。
                月曜の朝の情報番組は忙しく週末のできごとを報道する。
                死亡が誤報で安心したのもつかの間、クビ切り状態で発見された。
                家族は「イラクの平和を祈ります」とのコメントを発表した。
                怒りをぶつけたい気持ち、泣き叫びたい気持ち、すべて抑えて、
                「もう、そっとしておいて」そういう家族からのメッセージのように思えた。

                韓国の青年が殺害されたとき、マスコミは家の中に押し入り、
                怒り狂う彼の親族を映し出していた。
                日本であの状態が報道されたら、またきっと、批難が家族に集中するだろう。

                自分の気持ちすら表現してはいけない。
                そんな空気が漂っている日本には、もはや自由なんて存在していないのかもしれない。

                外務副大臣がアンマンで最後に青年が泊まった部屋を見たり、
                ヨルダン国王に協力を要請したりしていたが、
                どうもあの顔が悪代官に見えて仕方がない。
                「何もやっていない」のに「何かをやっている」風に見せかけて、
                全てがブッシュ様頼み。
                日本はもう自分ひとりの力では、立てなくなっている。
                いや、もともと立っていなかったのかもしれない。

                | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 12:51 | comments(0) | trackbacks(1) |
                曖昧な情報から事実をどう見つけるか。
                0
                  地震で生き埋めになった親子3人が生きていたと報道された。
                  その後、子供二人救出とのニュースが流れた。
                  でも結局生きていたのは一人だった。

                  イラクの人質遺体発見のニュースは、
                  身体的特徴から、彼である可能性が非常に高いと言われていたが、
                  結局、その遺体は別人だった。

                  メディアが、速報を急ぐあまりに、
                  間違った情報が、事実のように流れることが、最近多くないか。

                  もし、日本全体を揺るがすような大事件が起こったとき、
                  日本はあらゆるデマや間違った情報に翻弄され、大混乱が起こるのではないか。前に中国のことを書いたが、日本も同じである。何を信じ、どう行動していくか、今から少しずつ見極める目を養っていかねばならないな。
                  | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 17:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  オレオレ詐欺と泰造
                  0
                    最近、周りの煩雑な事々に感けて、いろいろなことが中途半端に進んでいる気がする。同時進行状態なので、今が踏ん張り時なのかもしれない。時間は確実に足りない。会社の机に座っている時間が惜しい。

                    昨日の新潟土砂崩れ現場での男の子救出劇は、奇跡だ。お母さんは死亡、女の子は現在救出作業真っ最中だというが、反応はないという。3人生存というニュースが飛び交っていただけに、家族の落胆は激しいものだろうけど、それでもあの状況で生きていたというほうが、信じられない。

                    その新潟に関して、ある掲示板に「調査費をいただけば、あなたの家を見に行きます」という書き込みがあった。値段等は知らないが、これに便乗して商売しているのか、それとも、善意でやっているのか。被災地や被災地に家族がいる人を標的にしたオレオレ詐欺が行われていたというし、世の中、何を信じたらよいのかわかりゃしない。

                    オレオレ詐欺といえば、昨日うちの社内の人間が事故にあった、376(?)万円用意しろという電話が、その人の自宅にかかってきたらしい。本人はずっと社内にいたのだが。もちろん無事が確認でき、振り込まなかったが、他人事ではないと改めて思う。

                    イラクの日本人人質は気にかかる。冒険心で行ってみたい、見てみたい、それは、アンコールワットを見たいといったっきりカンボジアで行方を絶った一ノ瀬泰造と共通する部分もあるかもしれない。でも、やっぱりその前に、「死」と隣り合わせの場所であるという認識が必要だった。それでもやっぱり日本政府は彼を助けるべく最大限の努力をするべきだろうし、勝手に行ったのだから、という理由は通用しない。自衛隊を派遣した大義名分に何の根拠もなかったということを、今のイラクの状態が証明している。
                    | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    イラクが過去になりかけていたときに
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                      夜中突然起き出して、一時間ほど仕事をしていた。
                      前日は「たいせつなたからもの」で松田聖子のけばい化粧よりも
                      子役たちの笑顔に癒されたものの、
                      遅々として進まない作業に焦りが募っていたのである。

                      お陰で寝坊し、いつもより30分遅く起きてテレビをつけると、
                      イラクで人質になっている若い男性の映像が目に入った。
                      学生のような風貌の彼が、「日本に帰りたいです」と言っていた。
                      何でイラクに行ったのだろう。ただ見てみたかったのだろうか。
                      大手メディアもほぼ撤退したと聞いていた。
                      以前2004年4月9日17日、19日の日記にも書いたが、
                      《安全》なところという前提で派遣されている自衛隊である。
                      でも明らかに、いまイラクは《危険地帯》以外の何者でもない。
                      またきっと自己責任論が叫ばれるだろう。
                      しかし、繰り返すが、これは個人云々の問題ではない。
                      ナゼ行ったのかは確かに疑問ではあるが、
                      たまたまそこに無抵抗な彼がいたから、であって、
                      必ず同じようなことが起こっていたはずである。

                      皮肉なことに、
                      台風、地震と立て続けに起こる災害報道や
                      取材不可能状態でマスコミ登場率が減ってきたイラクに、
                      また目を向けさせるきっかけになった。
                      「今回は厳しいかもしれない」
                      映像をみる人々の多くはそう思っているような気もする。

                      午前中、彼が誰であるか判明し、今徐々に情報が入りつつある。
                      48時間。今後の動向が気になる。
                      | 城戸久枝 | ニュースな出来事 | 13:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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