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城戸久枝のブログ 車到山前必有路(進めば必ず道開く)

ノンフィクションライター 城戸久枝のブログです。
連絡先 saitasae@hotmail.com
facebookは 城戸久枝
城戸久枝 児童書『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』(新潮文庫)発売中。愛媛県松山市生まれ伊予市育ち。文筆業。
映画弁当の日ナビゲーター&書籍担当。https://bento-day.com/美術にはまる9才男児の母。
中国残留孤児国家賠償訴訟 原告勝訴
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    中国残留孤児の国家賠償訴訟で、初めて原告側勝訴の判決が出た。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061201-00000003-yom-soci

    神戸の原告65人(1人死亡)のうち61人については国へ賠償を命じ、4人を棄却したという。

    来年1月には東京地裁で判決がでる。
    去年の大阪、東京での判決はともに請求棄却だっただけに、今回の判決は大きな意味があるだろう。

    詳しくは本日星陵会館で行われる報告集会にて聞いてみようと思う。

    | 城戸久枝 | 中国残留孤児関連 | 12:40 | comments(0) | trackbacks(1) |
    証人尋問を傍聴。
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      先週火曜日。
      中国残留孤児国家賠償訴訟の証人尋問へ行ってきた。
      いつものように、朝9時過ぎに東京地裁へ行き、抽選券をもらって並ぶ。
      私の番号は74番。私が三脚だのカメラだの、大荷物を抱えてならびにいくと、「ああ、あの子また来た」との声が耳に入る。いつもどこでも顔を出しているから、少しはなじみになっているようで。

      抽選の結果、見事に当たり。今まで何回も並んできたけれど、初めての経験で、宝くじが当たってような喜びを味わいつつ、入り口で三脚を預けて中へと入った。

      今回の証人尋問は、歴史の専門家3人にたいしての尋問。原告の孤児本人に対する尋問とは違い、様々な専門家の知識と経験から様々な事実が明らかにされ、まるで無料の歴史の勉強会へ参加した気分だった。

      特に証人の一人、遠藤誉さんは、著書「卡子(チャーズ)」を読んでいたこともあり、直接ご本人に会えたことに感動。(話はしていないが)
      97年から99年にかけて中国長春市に留学していた際、
      確か友人と二人で、彼女の本を参考にしながら、以前卡子があった場所を探して歩き回った記憶がある。
      予想していた雰囲気とは随分違ったが、被告国側に対する反論は迫力満点だった。

      その後、場所を移しての原告の報告集会にも足を向けたのだけど、
      そこで、今まで取材した人々と久しぶりの再会。
      向こうから「チョンフー!(私の苗字の中国語での発音)」と呼びかけられ、握手をし、あちらから「おお、久しぶり」と声をかけられ、握手をし、
      みんな何だか暖かくて、それまで溜まっていた疲れも吹き飛んだ。

      この残留孤児裁判は次の5月で結審するが、3月には2回ほど別の残留孤児孤児、婦人裁判の傍聴へ行く予定だ。
      | 城戸久枝 | 中国残留孤児関連 | 14:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
      残留婦人・孤児裁判の判決について
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        中国残留婦人・孤児ら3人が国に対して起こした国家賠償訴訟の判決が、15日、東京地裁で下された。内容は原告側の請求棄却。

        私が取材を進めている集団訴訟よりも前に起こした、残留法人最初の裁判の判決ということで、私も東京地裁へ向かった。前日、TBSなどで特集的に放送されたからか、地裁の前には多くの報道陣が詰めかけていた。

         

        傍聴席には、案外スムーズに入れた。そして13時30分、開廷した。
        「判決を言い渡します」裁判長は淡々と話始めた。「原告側の請求を棄却します」……あまりにもあっさりとした口調での判決に、原告側も傍聴席も一瞬固まった。裁判長はその場の空気を悟ったかのように、急いで判決理由を述べ始めた。

        結果から言うと、ほとんど原告側の主張を認められていた。国の政策で満州に渡り、そのまま見捨てられた残留婦人、孤児たちの苦労、彼らの帰国に対して国がどれだけ怠慢であったか、早期帰国、帰国後の支援の対応の不十分さ。どれ一つとっても、国に責任があると言っている。しかし、結果的に、「国家賠償請求」をするには、いま一歩足りなかったというのである。

         

        ずっと残留孤児を追って取材を続けている朝日新聞の大久保さんは、「原告の数が少なすぎること」が影響したのではないかと書いている。確かに何千人のうちの3人というのは、数としては非常に少ない。

        去年7月に大阪で下された中国残留孤児の集団訴訟の判決理由に比べると、随分理解があるようにも思える。しかし、原告側の訴えのほとんどを認めておきながらの、請求棄却という判決は、司法の限界を示しているのかもしれないとも思う。判決としては、きわめて優等生的。あなたのいうことはすべて理解できます、と原告側に理解をしめしているふうに見せながら、結局は国をみている、そんなふうにもとれる。私たちでは手に負えないからと、国へ再度判断をゆだねている。

        21日には、残留孤児の集団訴訟の方の証人尋問が行われる。5月に結審し、秋には判決が下されるだろう。今回の判決が、どう影響するか。国の非を公に認めたというプラス材料と、どんな理由があるにしろ、請求は棄却されるのではないか、というマイナス材料、そのどちらに転ぶかは、実は裁判長の覚悟の大きさによって決まるのではないかと感じる。それが司法の限界というものなのか。
        | 城戸久枝 | 中国残留孤児関連 | 13:17 | comments(4) | trackbacks(0) |
        残留孤児訴訟の傍聴
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          11月8日、残留孤児国家賠償訴訟の原告本人尋問が、東京地裁で行われました。
          今回は3人の孤児たちに対しての尋問でした。
          私にとっても初めての傍聴だったのですが、尋問を受けていた人と何度も交流があったので、どうにもこうにもはらはらして、落ち着きませんでした。

          この裁判は5月に結審します。
          まだまだ続いています。
          | 城戸久枝 | 中国残留孤児関連 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
          残留孤児2世の記事と、鈴木賢士写真展
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            しんぶん赤旗に、残留孤児2世の記事が掲載されたようです。
            大阪判決当日の夕刊では大々的に新聞各社の一面に取り上げられていましたが、その波を過ぎたような気がします。私自身も動かなければと思いつつ、うまく機能していない状況です。この記事では、知り合いが取材を受けています。

            http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-07-18/2005071810_01_0.html

            それから、本日から、「父母の国よ」 鈴木賢士写真展が開催されます。
            この写真展は、鈴木氏が、4年かけて中国残留孤児を撮影したものです。デモのときにたまたま名刺交換をした方で、あとで写真展開催のチラシを手にして彼の活動を知りました。私は金曜日に見に行く予定です。
            http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2005/07_shinjyuku-3.htm

            と き:2005年7月19日(火)〜25日(月)
                  10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
             ところ:新宿Nikon Salon
                  新宿区西新宿1-6-1
                  新宿エルタワー28階ニコンプラザ新宿内
             ■7月24日(日)15:00-17:00
              作家トークをニコンサロン新宿 マルチファンクションコーナーで開催します。

            ※地図はこちら
            http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/map/index.htm#shin

            | 城戸久枝 | 中国残留孤児関連 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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