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城戸久枝のブログ 車到山前必有路(進めば必ず道開く)

ノンフィクションライター 城戸久枝のブログです。
連絡先 saitasae@hotmail.com
facebookは 城戸久枝
城戸久枝@夏に児童書が出版されます。愛媛県松山市生まれ伊予市育ち。文筆業。『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』新潮文庫発売中
https://www.shinchosha.co.jp/book/121052/
映画弁当の日ナビゲータ&書籍担当。美術にはまる8才男児の母。
じいじが迷子になっちゃった 本日発売です!
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    『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』本日発売です。
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036450909
    この本への思いを、手紙に記しました。 少し長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。

                         ノンフィクションライターの城戸久枝です。このたびは、2019年7月18日に、新刊『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)の刊行のお知らせと皆さまへのお願いをしたく、お手紙を書かせていただきました。

     『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』を出版したのが、2007年。21歳だった私は、ただがむしゃらに父のことを知りたいと、10年かけて私につながる父の歴史を追い続けました。この作品は、多くの方に読んでいただくことができ、NHKでドラマ化され、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞などもいただくことができました。父のことを残したい、という私の思いは、この作品が完成し、多くの方に読んでいただけたことで、かなったと思っていました。

     それから、12年の歳月が流れました。今、私は43歳、『あの戦争から遠く離れて』刊行後に結婚し、その後、男の子が生まれました。息子は今8才、小学3年生になりました。

     ここ十数年、時代が大きく変わっていることを、実感する日々です。戦争体験者の方々から直接話を聞く機会は、激減しています。中国残留孤児という存在も、若い世代にはほとんど知られていません。このまま、戦争があったことは、遠く過去の歴史として、忘れ去られてしまう日がくるのではないか。そして、考えるのです。戦争が忘れられたその先の未来には、何が待っているのかと……。私はそのとき、私が家族の歴史を知るためにたどった父の物語を、どうしても息子に伝えていきたいと思いました。そして、もう一度、今度は子供たちに向けて、『あの戦争から遠く離れて』に向き合うことを決めました。

     『じいじが迷子になっちゃった』というタイトルは、当時5歳だった私の息子に中国残留孤児だった父の話をするときに、ふと出たものです。この本では、中国残留孤児だった父、城戸幹の物語と、私と息子の物語が交互に出てきます。そして実際に、書いたものは息子に読み聞かせて、わからないところは何度も書き直しました。読んでくださるみなさんにも、自分が生きる今と重ねながら読んでほしいと思い、そのような形にしました。遠く離れていると感じていた戦争が、実は、すごく身近なものなんだ、ということに気づいていただけたら嬉しいです。小学高学年向けに書いていますが、中高生、大学生、さらに大人まで、どんな方にも読んでいただけると思います。

     これは、私たち家族の小さな歴史かもしれません。でも、ちょっと考えてみてください。みなさんが、それぞれの自分につながる物語をたどっていったとき、そこには必ず、あの戦争があるということに気づくはずです。私たちの家族のこの小さな物語をきっかけに、ぜひ、みなさんにも、戦争について、そしてあなたにつながる歴史について考えてほしい。この本には、そんな願いを込めています。

     たくさんのこどもたちに、たくさんのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんに。ぜひこの本のことを知ってほしい。そう願っています。  親子や祖父母と子供での、家族の歴史を知るためのワークショップなども開催できたらと思っています。

    どうぞ、よろしくお願いいたします。

    2019年7月18日 城戸久枝
    | 城戸久枝 | - | 09:41 | comments(0) | - |
    じいじが迷子になっちゃった 発売まであと1週間!
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      『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)発売まであと一週間!
      https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036450909
      本日、見本が届きました!
      早く息子に見せてやりたいなあ。
      この本を絵本と勘違いされている方が、かなりいらっしゃるようなので、本の厚さと、中身をちらっと。
      全186ページの児童書です。







      | 城戸久枝 | 読書 | 15:26 | comments(0) | - |
      じいじが迷子になっちゃった! いよいよ今月発売!
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        〜〜今は、毎晩、息子に、もうすぐ七七歳になる父の半生を、「じいじが迷子になっちゃった」お話として聞かせるのが日課だ。まだ幼い息子には戦争というものがどんなものなのか、わからないだろう。けれど自分につながるまでの家族の歴史を知った彼に、いつかその記憶を未来につなげていってほしいと、ささやかに願っている。〜〜


         昨年10月の読売新聞への寄稿です。この読み聞かせが、いよいよ児童書となって発売されます!

        https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/feature/CO036370/20181022-OYT8T50107/

        https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036450909
        | 城戸久枝 | 読書 | 00:31 | comments(0) | - |
        毎日新聞 時代の風 に寄稿
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          本日の毎日新聞 時代の風 に寄稿しています。 今回は、認知症の祖母を介護する母の話を書きました。これはわが家の話。それぞれの家族に、それぞれの事情があると思います。 https://mainichi.jp/articles/20190623/ddm/002/070/044000cはわ
          | 城戸久枝 | - | 09:45 | comments(0) | - |
          北海道新聞にて書評執筆
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            6月2日付北海道新聞 書評を書きました。
            『ヴィータ遺棄された者たちの生』(みすず書房) ジョアオ・ビール著 桑島薫、水野友美子訳 
            ブラジル南部、ポルト・アレグレ市にある、薬物依存症、精神障害、エイズ、高齢者など、社会、家族、医療から見捨てられた人々が最後に行き着く保護施設、ヴィータ。そこに収容されている一人の女性を、一人の文化人類学者が追った民族誌です。
            ぶ厚い本で、読み終えるまでに時間がかかりましたが、 久しぶりに、読むべき本に出会えたような気がしました。

            北海道新聞 本の森 ヴィータ 書評ページ https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/311399?rct=s_books
            | 城戸久枝 | - | 16:14 | comments(0) | - |
            新刊『じいじが迷子になっちゃった』発売日と表紙について
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              【続報!】発売日、表紙について。

              私、城戸久枝の新刊『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社) 発売日は7月18日です!


              この作品の表紙、イラストは、徳島県在住の絵本作家、羽尻利門さんが描いてくださいました!

              表紙は、3歳だった父が対岸の村から牡丹江を渡って頭道河子村にやってきたその船着き場のもの。とても丁寧なタッチで、風景は写真のようにリアルです。まんなかにいる男の子の表情も大好きです。父も母も、息子も夫も、一気に羽尻さんの絵に引き込まれていきました!

              羽尻さんの絵が、この作品に新たな命を吹き込んでくださっているのを感じます。

              表紙だけでなく、本文にもたくさん、羽尻さんのイラストが登場します!どの絵も、想像していた以上にすばらしく、息子も絵を見ただけで、どの場面か、すぐにわかります。ひとつひとつ、ここでご紹介したいところですが、ぜひ、『じいじが迷子になっちゃった』を手にとって、物語と一緒にみていただけたら嬉しいです。

              羽尻さんが住んでいらっしゃる徳島県は、私が大学時代を過ごした思い出の場所。勝手ながら、ご縁を感じています!いつかお会いできるといいな。

              羽尻利門さんのHPもぜひごらんください。なつかしくなるような、心がほっとあったまる作品ばかりです。
              http://hajiritoshikado.com/ehonjidousho.html

              この本が書店に並ぶこと、本当にたのしみです!

              『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』 
              | 城戸久枝 | - | 10:28 | comments(0) | - |
              新刊のタイトルが決まりました!
              0
                7月出版予定の新刊。私、城戸久枝にとって、初めてとなる児童書のタイトルが決まりました!(すでにネット上で情報でておりますが♪) 『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』。 版元は、偕成社です。 完成まであと少し。 ひとりでも多くの方に手に取っていただけるよう、最後まで丁寧に仕上げてまいります。 少しずつ、情報をアップしていきたいと思います。 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。    2019年5月27日 城戸久枝
                | 城戸久枝 | - | 17:42 | comments(0) | - |
                毎日新聞 時代の風に寄稿
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                  本日付の毎日新聞、時代の風に寄稿しました。

                  時代の風 消えないトラウマ 守られるべきは被害者=城戸久枝・ノンフィクションライター
                  https://mainichi.jp/articles/20190512/ddm/002/070/045000c
                  | 城戸久枝 | - | 17:58 | comments(0) | - |
                  ドキュメンタリー映画『弁当の日』公式HPにてごあいさつ
                  0

                    私も書籍&ナビゲーター担当で参加するドキュメンタリー映画『弁当の日』

                     

                    公式HPに、私のごあいさつが掲載されました。

                    よろしければ、ごらんください。

                     

                    『はじめまして 城戸久枝です』

                     

                    映画『弁当の日』公式HPはこちら

                    映画『弁当の日』フェイスブックページはこちら

                    映画『弁当の日』ツイッターはこちら

                     

                    映画『弁当の日』クラウドファンディングはこちら

                    ※のこり27日です。現在、357名の方に、パトロンになっていただいています。

                    | 城戸久枝 | 物書き関係 | 15:39 | comments(0) | - |
                    毎日新聞「時代の風」に寄稿
                    0
                      本日付の毎日新聞 時代の風に寄稿しました。

                      テーマは日本人の変わらぬ中国観。

                      おそらく、いろいろな意見があると思いますが。

                      まずは自分たちが変わることで、見えてくる景色はあるのかなと思うのです。

                      記事はこちらから。
                      https://mainichi.jp/articles/20190217/ddm/002/070/107000c
                      | 城戸久枝 | - | 09:22 | comments(0) | - |
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